HOME機構の活動成果「令和5年度教員養成DX・ICT活用教育シンポジウム」を開催しました。

 鳴門教育大学はICT CONNECT21と共催で12月16日,17日,令和5年度教員養成DX・ICT活用教育シンポジウムを対面及びオンラインのハイブリッド形式で開催しました。教員養成DX推進機構長である藤村教授の進行で大学教職員及び学生,教育委員会及び自治体職員,学校教員並びにICT企業関係者など,約200人が参加しました。
 1日目は,佐古学長からの開会挨拶,文部科学省後藤教至教育人材政策課長からのビデオメッセージによる来賓挨拶に続き,教員養成DX推進機構及び構成3センターから教員養成DX推進機構の取組報告がありました。
 次に,文部科学省武藤久慶修学支援・教材課長から「GIGAスクール構想の最新動向」,文部科学省藤原志保教育DX推進室長から「教育DXとデータ利活用に係る文部科学省の取組について」をテーマに特別講演があり,ICT活用教育に係る最新の動向を中心に説明がありました。
 続いて,同大と包括連携協定を締結する日本マイクロソフト株式会社の中井陽子氏,中田寿穂氏から「生成AIの教育利用と児童生徒主体の学びへの教育変革-教育におけるWell-Beingと教育におけるデータ活用-」をテーマに生成AIの教育現場での利用及び教育改革の可能性等について講演があり盛会のうちに1日目を終了しました。
 2日目は,ICT CONNECT21赤堀侃司会長から「1人1台端末による学びの変化」 をテーマに講演があり,1人1台端末時代の授業改善・教育改善について説明がありました。
 続いて「GIGAスクール・教育DXお悩み相談-全国の教育委員会・教職員から質問を受け付け答えます-」では,参加者から事前に寄せられた教育現場におけるICT活用に係る疑問・懸念等に対し,6人のアドバイザーが専門的知見からアドバイスを行いました。
 その後,参加者は各人が興味を持つテーマに沿って4つの分科会に分かれ,コーディネーターを中心に活発な意見交換等を行い,最後に,ICT CONNECT21赤堀会長の閉会挨拶がありました。
 参加者にとっては,有識者からの最新の情報を含む貴重な説明や教育現場の個々の事例に基づいたアドバイスを通じて多くの成果が得られるなど非常に有意義なものとなり,2日間に渡るシンポジウムは盛会のうちに終了しました。

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開会挨拶をする佐古学長

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後藤課長からの来賓挨拶(ビデオメッセージ)

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教員養成DX機構取組報告(左上から藤村機構長、藤原センター所長、曽根センター所長、宮下センター所長)

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特別講演を行う武藤課長

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特別講演を行う藤原室長

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講演を行う中井氏(左)と中田氏(右)

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講演を行う赤堀氏

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GIGAスクール・教育DXお悩み相談で参加者へアドバイスをする武藤課長(左)と藤村機構長(中)

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分科会で参加者と意見交換を行う武藤課長(右)と長井講師(左)

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分科会でコーディネーターを務める藤原室長(左)と稲畑課長(右)

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